冷え性を治すno.6漢方の基本<帰経と気・血・津>

こんにちは ぶーやんです。

朝晩は、だいぶ寒くなってきましたね。

昨日、滅多に風邪などひかないおさるさんが、「喉が痛い(-。-;」と言うので

これはやばい!早めに治さねば(゚o゚;;ということで早速、漢方・薬膳対策やってみました!

やはり季節の変わり目は、体の方も対応しきれないことが多いのでしょうか、まさに五行説の通り環境から影響を受けるということでもありますね。
 

喉の痛みを取る

今回は喉の痛みということで、やったことがある方も方も多いかと思いますが、「大根+はちみつ」でやっつけてみようと思います。

大根は五性でいうと「涼性」、体内の余分な熱を取ったり、肺を潤す作用もあるので風邪の熱や、喉の痛み、咳、痰を改善する効果があります。

はちみつは五性でいうと「平性」、大根と同じように肺を潤して咳、息切れ、皮膚の乾燥を改善する作用があります。はちみつは他にも効能が沢山あり、漢方では治療薬としても使われているようです。

喉に効くはちみつ大根エキス

方法は、とっても簡単です。今回は大根を小さな角切りにして、 それを瓶に入れ上からはちみつを入れます。はちみつはたくさん入れる必要はなく、表面の大根が隠れる程度で大丈夫です。

2、3時間もすると大根から水分が出てきます。 その水分をスプーンで作って飲みます。
残りは 大根を取り除いて、 冷蔵庫で保存し、早めに飲み切ります。はちみつが固まっていることもあるので、温めたり、少しお湯で割って飲んでもいいですね。

大根のおろし汁にはちみつを混ぜるという方法でも良いので、時間がないときはこちらの方法で試しください。

漢方・薬膳 6番目のキーワード 帰経

さて、今日で漢方・薬膳の基本的な 考え方の学習は最後になります。6番目のキーワードは帰経です。「帰経」きけい、と読みます。

これは昨日書きました、「五味」と「五臓六腑」が対応しているという、まとめに書いた図のような組み合わせのことで、食べ物が体のどの臓腑に、どの経路に、どの部位に、特に影響を与えるかを示すものです。

それぞれの味が、それぞれの臓腑の機能を助けたり、影響を与えたりするという考えです。

漢方・薬膳  7番目のキーワード 気・血・津(水)

最後のキーワードです。「気」(き)・「血」(けつ)・「津」(しん)(水、すい)
漢方では人間の体は、 この三つの要素から成り立っているという考えです。

気は人間の生命活動を維持するエネルギーのことで、血が 各臓器や組織に栄養分を与え、
津は全身を潤します。体の中の血(血液)や津(体液)を巡らせているのが気であり、気は血から 養分を与えられて力を発揮します。この三要素はお互いに影響し合っていて、バランスが取れていることが大切です。

今日のまとめ

本当に大まかに ザッと という流れではありましたが、これで体を温める食べ物を考えるための、漢方と薬膳の基本的なキーワードを学ぶことができました。

これから料理するにあたっても、食材ひとつひとつ、旬のもの?気候?体調?そんなことを考えながら選んだり、作ったりしていきたいなと改めて感じたぶーやんでした。
今回のテーマは、「体を温める食べ物、冷え性を治す」なので、特に温性の食べ物に注目していきますが、今後のレシピや食材でも他に役に立つ効能や性質を見つけたら、ここに書いていきたいと思います。

今日も最後までお読みくださってありがとうございました。

美味しい食卓で笑顔になれますように。

体を温める食べ物のまとめ記事はこちらです。
↓↓↓

スポンサーリンク