冬至に南瓜を食べて運盛り!知ってました?南瓜と小豆のいとこ煮

こんにちは ぶーやんです。

そろそろ冬至ですね♪って、実際詳しい日にちを知らなかったぶーやんですが(^^;;、、、

今年2018年は12月22日が冬至です!

夏至はよく知ってます、6月21日付近。理由はぶーやんの誕生日だから(笑)どうでもいいですけどね、すみません^^;

冬至の意味

冬至は北半球では最も昼が短い日で、冬が終わって春が来る、これから新年が来て物事が良い方向へ向かっていきますよ!

というとっても幸運を願うのにもってこいの日なのです。

冬至に入るゆず湯

そういえば、実家でもゆず湯に入っていたのですがこれって冬至の習わしだったんですね(^◇^;)。
ゆず⇨融通が利く、冬至⇨湯治(温泉地に長期間滞在して疾病や温泉療養を行う行為)という語呂合わせの意味合いがあるようです。

先日八百屋さんで柚子を買ったら、「お風呂用?」と聞かれ、料理に使うために買ったのですが、「こんなのあるからよかったらどうぞ」とゆず湯のためのこんなに可愛らしい便利な袋をくださいました。とっても季節感を感じて嬉しくなりました( ◠‿◠ )
ということで余ったら、残りはゆず湯にしようと思います。

柚子
柚子とゆずの袋
柚子の袋
徳島のゆず袋

冬至に「ん」のつく食材を食べよう

さてゆず湯の他にも色々と冬至の習わしがあるようです。その一つが「ん」のつくものを食べて 「運を呼び込もう!」というものです。

で、「ん」のつく食べものってことですが、

南瓜(かぼちゃ)⇨なんきんということで冬至にかぼちゃを食べると「ん」が二つ重なるつく食材なので「運」がつく、また漢字で書くと南瓜なので、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味する

「運盛り(うんもり)」の食材の一つということなんです。

南瓜と
南瓜(雪化粧南瓜)

「ん」がつく食材ということなので人参(にんじん)、蓮根(レンコン)銀杏(ぎんなん)、金柑(キンカン)、寒天(かんてん)などもその食材の代表として知られています。

縁起を担ぐ食材というだけではなく、 それらの食材の栄養価から、疲労回復、免疫力を高め風邪予防、脳卒中の予防など 健康面の効果も込められています。

冬至に食べるいとこ煮・南瓜と小豆料理

先日偶然うちにかぼちゃがあったので、おさるさんに「かぼちゃの料理、何か食べたいものある?」と聞いたら「かぼちゃと小豆の煮たやつ?」と言われたんです。
「えっ?あれって美味しいの?」と何かで見たことはあった のですが作ったこともなけ食べたこともなかったんで、記憶にある限り^^;
そしたらおさるさんが、「実家にいた時よく食べたよ」と言うので、ちょうどゆであずきの缶詰もあることだし作ってみようということに。

そこで初めて、 冬至の習わしによる郷土料理の一つ、「いとこ煮」ということを知りました((//∇//)恥)

ぶーやん :「いとこ煮できたよ!」

おさる:「えっ?いとこ煮って何?」

ぶーやん:「(゚o゚;;!”何って、食べたいって言ったじゃん、南瓜と小豆の煮物だよ!」

おさる:「えっ(゚o゚;;?あれっていとこ煮っていうんだ?お袋のオリジナルの料理だと思って今まで食べていた!」

ぶーやん、おさる:www

とまぁ、日本人の中年とは思えないアホな夫婦の会話があったわけなのですが、今更のように勉強になりました(//∇//)\

かぼちゃと小豆のいとこ煮」に使われる小豆も、小豆の赤が邪気を払うと言われていますので、Wで運気を呼び込むという料理になりますね。

どうしていとこ煮というの?

どうしていとこ煮というのかと言うと 、
その由来は調理法からきていると言われています。

硬いものと柔らかいものを合わせて、固いものから順番に

「おいおい煮る」「追い、追い煮る」⇨「甥、甥煮る」

また、野菜と小豆を別々に煮て調理すること煮て、

「めいめい煮る」「 銘、銘煮る」⇨「姪、姪煮る」

というようなことから名付けられているそうでうす。
ちなみにかぼちゃと小豆のいとこ煮は奈良地方の郷土料理だそうで、それ以外の地域では 豆と野菜を組み合わせた様々ないとこ煮があるようですね。

かぼちゃと小豆のいとこ煮

材料

・かぼちゃ 1/4個( 450gくらい)
・だし汁 2cup
ゆであずきの缶詰 200g(砂糖入り)
・酒 大さじ2
・醤油 大さじ1.5〜2
・みりん 大さじ2

作り方

、だし汁を用意しておきます。

、かぼちゃを一口大に切り、皮は所々剥きます。

、鍋にかぼちゃを並べだし汁を加えて強火にかけ、煮立ったら弱火にします。

南瓜を煮る
南瓜を煮る

、3に醤油(大さじ1.5)、酒、みりんを加えかぼちゃが柔らかくなるまで落し蓋をして煮ます。
醤油は味見をしてから、お好みで調整します

5、かぼちゃが煮えたら 茹で小豆を加えて軽く混ぜ合わせて出来上がりです。

南瓜と小豆のいとこ煮
南瓜が柔らかくなったら小豆を加えて
南瓜と小豆のいとこ煮
冬至に食べたい南瓜と小豆のいとこ煮

point

・今回は缶詰のゆであずきを使ったので、砂糖は加えていません。自分で小豆を茹でたり、砂糖が必要な場合はお好みで加えてください。

この料理、色々な意味で本当に勉強になりました (//∇//)\!
そして何より美味しかったです。あまじょっぱい仕上がりで、おかずにもなるしおやつにもなるような煮物でした。おさるさんも「懐かしい〜!」と言いながらパクパク食べていました、 、、これはお母さんのオリジナルではありません!郷土料理ですよ〜www

よかったら今年は冬至に食べて運盛りしてみてくださいね。

今日も最後までお読みいただいてありがとうございました。

美味しい食卓で笑顔になれますように。

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