乾燥生姜のショウガオールで冷え性を治す!

こんにちは ぶーやんです。

ブログを始めてしばらく、体を温める食べ物冷え性に効く料理、気になる温性食材の使い方などなど書かせていただいますが、そろそろ^^;、漢方でも薬膳の中でも最もポピュラーな、生姜自体の栄養素は低いものの、体を温める効果においては天下一品の「生姜」について、改めて確認してみようと思います。

生姜の特性

・旬は6月〜8月(新生姜)、9月〜10月(根生姜)、五性は温性。

・キリッとした香りが胃液の分泌を促進し食欲がない時の薬味にぴったりです。免疫力アップやがんの予防老化防止など様々な働きがが期待できる食材です。

・ 生姜とキノコを食べ合わせると痔に可能性があると言われているので気をつけましょう。

生のものと加熱したものでは効果は真逆

生の生姜ジンゲロール➡️殺菌作用、免疫力アップ、血流を良くするジンゲロールを含んでいます。体を即座に温め発汗を促し熱を出す特徴があり、風邪の寒気や節々の痛みに有効で解熱作用も期待できます。一時的に血行を良くし汗を出すので、解熱効果のため以外では体を冷やさないように注意します。
ジンゲロールは空気に触れると酸化するので、3分で50%も働きを失います。細かく刻めは刻むほど空気に触れやすくなるので、薬味としてすりおろしを使う場合は、直前にすりおろすようにします。
またジンゲロールは生姜の皮付近に多く含まれるので、皮は剥かずに使った方が効果的です。

加熱した生姜ショウガオール➡️ ジンゲロールは加熱または乾燥させることによって、ショウガオールという成分に変化します。ショウガオールは、体内の糖質や脂肪を燃焼させて内側から熱を作り出します。血行を改善し体を芯からじんわりと温めるので、胃腸の弱い人や慢性的な冷えに悩んでいる人には加熱、もしくは乾燥させた生姜がおすすめです 。 さらに、体を温める上に脂肪燃焼効果でダイエットも期待できるので一石二鳥です!

低温でじっくり熱を入れると最大で30倍もショウガオールの効果が増える !

ということで、
実際に乾燥生姜を作ってみました。今回はオーブンを使う方法ですが、天日干しや室内干し
でも作ることができます。

作り方

皮付きのまま生姜を1〜2mm程度に薄切りにします。

①オーブンで作る方法
100℃に設定し、天板にクッキングシートを敷いて並べ、1時間ローストし乾燥させます。

②天日干しで作る方法
ザルやカゴなどに並べ、天気によりますが、1日〜3日(カラカラに乾燥するまで)天日干しします。室内干しの場合は、痛まないように注意しながら一週間ほど干します。

これで乾燥生姜ができたので、次回はこの乾燥生姜を使ったレシピをご紹介していきます。
それにしても乾燥させることで30倍もショウガオール効果が増えるとは((((;゚Д゚)))))))!
これは乾燥生姜を料理に使わねばですね٩( ‘ω’ )و

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

美味しい食卓で笑顔になれますように。

過去の体を温める食べ物の記事はこちらです。
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